食に関する先端技術の社会実装をめざして
~JST OPERA食と先端技術共創コンソーシアム キックオフシンポジウム~
■日 時:2019年12月20日(金)14:00~16:35
■会 場:筑波大学東京キャンパス134講義室
■主 催:JST OPERA食と先端技術共創コンソーシアム
■参加費:無料
■参加者数:約100名
2019年10月に設立した「食と先端技術共創コンソーシアム」の理念と将来ビジョンを広く発信するため、同年12月20日午後、キックオフシンポジウムを開催しました。
幹事機関である国立大学法人筑波大学の永田学長から開会挨拶があり、続いて来賓の
・文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室 北野室長
・国立研究開発法人科学技術振興機構 白木澤理事
からご挨拶をいただいた後、当コンソーシアムの領域統括である筑波大学の江面浩教授から基調講演が行われました。
基調講演:食に関する先端技術の社会実装をめざして
筑波大学生命環境系教授/つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)
センター長 江面 浩
つづいて、当コンソーシアムの各研究開発課題代表から情報提供を行いました。
課題1:作物変異集団大規模フェノタイピングによる有用素材開発
筑波大学生命環境系准教授/T-PIRC 有泉 亨
課題2:作物ゲノム編集技術の汎用化
筑波大学生命環境系教授/T-PIRC副センター長 三浦 謙治
課題3:省力型生産技術による高付加価値作物の生産
筑波大学生命環境系准教授/T-PIRC研究・教育支援ユニット長 福田 直也
課題4:先端技術により作出された作物の理解と普及
筑波大学生命環境系教授/T-PIRC次世代農業研究部門長 大澤 良
第2部は、当コンソーシアム設立時メンバーである4企業の皆様にパネリストとしてご登壇頂き「JST OPERA食と先端技術共創コンソーシアムに期待すること」について活発な意見交換が行われました。
■ファシリテーター:
JST OPERA食と先端技術共創コンソーシアム領域統括 江面 浩
(筑波大学 生命環境系 教授/T-PIRC センター長)
■パネリスト:
サナテックシード株式会社 代表取締役社長(当時) 竹下達夫
日本製粉株式会社 イノベーションセンター主幹 猪熊貴之
株式会社トーヨーホールディングス R&Dセンター長 高橋優太
株式会社カネカ Pharma & Supplemental Nutrition solutions vehicle
バイオテクノロジー研究所・バイオプロダクツ研究グループリーダー 田岡直明
登壇者の皆様による「非競争領域を対象とした産学連携研究を通じて、新たな価値創造につながるシーズを共に生み出し、社会実装へつなげていこう」という力強い宣言の後、筑波大学の金保副学長・理事(産学連携担当)からの挨拶で閉会となりました。
シンポジウム終了後も、別会場で行われた意見交換会でコンソーシアム構成員と一般参加者との意見交換が続き、ビジョンを共有できる新たなメンバー追加につながる有意義な1日となりました。多くの参加者各位に対しまして主催者より改めて御礼申し上げます。